生産計画 スケジューラ(APS : Advanced Planning and Scheduling)による利益増大

~全世界1500サイト以上の工場に導入された生産計画スケジューラAsprovaの入門書~
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【付録2】日本経営学会論文

2. 開発の歴史

 

  最初のバージョンは1992年頃、MS-DOS上のLotus 1-2-3を用いた生産計画表の作成プログラムである。これはLispを用いて各種ケースを枝狩りしながら解を出すものであった。これには、2つの問題点があった。ひとつは、対応する製品数に上限がある点。もうひとつは、処理速度が遅い点である。このため製品数に限界がなく、しかも、超高速で動作することを設計目標とした。LispをやめてBorland Cを用いて、ガントチャートが表示できるバージョンを開発した。これにも、ひとつの問題点があった。それは、メモリー空間が不足するという点である。次にメモリー空間を確保するためSun Spark StationX Window上に移植した。しかし、これにもひとつの問題点があった。既にWindows 3.1が出荷されていたため、ユーザはパソコン上で動くことを望んでいた。次にWindows3.1上で32ビットアプリケーションが開発できるWATCOM C386に移植した。これで、ユーザに受け入れられるための基本的問題点は解消できた。 

  1994Windows NT上でVisual C++を用いて作り直しを行った。このバージョンは爆発的にマーケットに受け入れられ2001年までに全世界で800サイト以上に導入された。2001年それまでの反省点をすべて考慮して、ゼロから根本的に設計し直し、現在のAsprova APSを開発した。20082月末日時点、通算で全世界1200サイトの導入実績に至っている。以下、Asprova APSの設計内容について解説する。


次頁へ 3.1 オブジェクト、プロパティ

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