中国スケジューラ事情 2012 ①

201010月より、中国上海に常駐して、生産スケジューラソフトウェアを販売しています。

当社製品も、中国の日系製造業の工場に採用されるケースが主で、以下のような変遷をしています。

 

  2008年 日系製造業のIT投資が盛んで、生産スケジューラも最高の売上をあげる

  2009年 リーマンショックの影響を受け、中国民営製造業の工場が主体顧客となる

  2010年 リーマン後の投資復活で、日系製造業でも当社製品が再び売れ始める

  2011年 震災の影響で、再び、IT投資が鈍り始める

  2012年 ?????

 

 生産スケジューラのニーズもここ数年で大きく変わっており、人件費の高騰で、合理化のために多くの投資をしようとする顧客が増えてきています。しかし、日本からのITコンプライアンスの影響を受け、効果なERPソフトを導入しているお客様の多くが、その製品を使いこなせていません。

 マスタのメンテナンス、製造実績の収集、在庫情報などの精度が悪いためで、ERPだけですと、会計期間にバッチ入力し、修正して本社に報告しているのが現実です。本来のITによるコンプライアンスにはほど遠く、当社は生産スケジューラを導入することにより、これらの問題を解決しようとしています。

 生産スケジューラの導入は、生産計画の精度を上げるだけでなく、上記のマスタデータ・トランザクションデータが正確に運用されないと意味を成しません。より精度を問われるシステム導入で、中国の製造現場のレベルをあげようとする試みです。

 

 話は変わりますが、中国の商談では、お互いに高い要求から、現実的な妥結を見出す形で進められます。

これをシステム導入の方法論に適用しますと、高い目的・精度の追及から現実的な落としどころをということになります。

 

 

written by 藤井 賢一郎@生産スケジューラAsprova

2012年1月30日 20:20 | 営業よもやま話| コメント(0)

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