リーンマニュファクチャリング(リーン生産)を実現する、日本で生まれた生産管理やカイゼン手法を紹介

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12 OKY(おまえが来てやってみろ)の傾向と対策(2)

コボリ
そうはいっても、日本の本社側だって、変わる必要があるんじゃないですか?

もし本社の人間に『数名の社員を行かせておけばそれでいい』という考えが少しでもあるのなら、改めるべきでしょうね。現地の駐在員は当然のこと、本社の人間にもグローバルな常識や現地への理解といった前提があれば、海外進出が成功する確率はぐんと高まります
フジイ
コボリ
では、そういった方向へ改めていくにはどうすればいいでしょう? 上司にきっぱり物申すなんて、ちょっと私にはできないなあ

そこは、賢いやりかたを考えるしかないですねえ。例えば、現地人のSEを日本に招いて、日本の本社で教育してもらう、というのはどうでしょう。現地人は、普段自分が関わっている分野の最先端を見て、技術を習得することができる。同時に、本社の人間は現地人とコミュニケーションする機会を得て、現地の業務レベルや慣習、コミュニケーションの難しさなどを体感することができる。双方にメリットがありますよ
フジイ
コボリ
ははあ、なるほど。現地の工場に戻ってくれば、私のような現地の日本人との意思疎通も、それまで以上にうまくできるようになりますしね。早速、本社に提案してみようかな

少しだけ冷静になった様子のコボリさん。

コボリ
フロンティアスピリットと言ったらおおげさですが、私も着任した当初は『アジア市場で大きな仕事をしてやるぞ!』という希望に燃えていました。初心に戻ってがんばります!

その意気ですよ、コボリさん!
フジイ