リーンマニュファクチャリング(リーン生産)を実現する、日本で生まれた生産管理やカイゼン手法を紹介

15 予測不能なリスクに備えて

ちょうどリーさんが辞めた後に、アジア・ビジネスを取り巻く状況は大きく変化しました。2008年9月のリーマン・ショック、2009年の尖閣諸島問題と反日運動、2011年3月の東日本大震災・・・・・・

コボリ
うーん。どんどん厳しい世の中になっていきますね・・・・・・

でも、コボリさんの工場は、うまく乗り切っていらっしゃいますよね
フジイ
コボリ
リーマンショック後に中国メーカーの部品下請け業務をしぶしぶ始めて、なかなか利益につながらないなあと懸念していたら、翌年に反日運動が起きて、日本の製品がことごとくボイコット。結果として、中国メーカーの下請けをやっていたからこそ、かろうじて生き残れたんです。非常に、運が良かった

その後に起こった東日本大震災のような自然災害も含めて、まさに『一寸先は闇』の時代です。企業にとっては、持続的に業務を運営することが何よりも大切ですから、コボリさんはうまくやれていますよ
フジイ
コボリ
そう言ってもらえるとなんだかうれしい気もしますが、強運って、身につけようと思ってできるものではないですから。実際はいつもひやひやしていますよ

そうでしょうね。ビジネスの舞台が、激動のアジアであるわけですし。それならばなおさら、いざというときに備えるため、できる範囲の準備は普段からしっかりやっておく姿勢が大切です
フジイ
コボリ
例えば、どんな準備があるのでしょうか?

まずはなんといっても、データのバックアップやリカバリーの環境を整備しておくことですね。これまで積み上げてきた情報資産は、企業にとって最大の財産といってよいものですし
フジイ
コボリ
ついつい忘れてしまったり、面倒くさがってやらなかったりするんですよね、バックアップ

そこは、手を抜いてはなりませんよ。バックアップの方法から、もう一度考え直してみましょう
フジイ