リーンマニュファクチャリング(リーン生産)を実現する、日本で生まれた生産管理やカイゼン手法を紹介

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9 価値観のせめぎあいを乗り越えるには(1)

コボリ
現場のみなさんが新システムの導入を渋る理由は、もうひとつあります。確認なのですが、生産管理のシステムを使って業務を効率化していくと、その分、今働いているスタッフの仕事が奪われてしまうことにもつながりますよね?

ええ、そういった面もありますね
フジイ
コボリ
やはりそうですよね。彼らも、そこに気づいているんです。だから、乗り気じゃないどころか、大反対。私、もう大分、彼らに嫌われてしまったような気がします・・・・・・

リー
いや、そうじゃないです、コボリさん。中国人は、中国式のやり方のままでいい、日本から余計なもの入れる必要ないと思ってます。新しいやり方を覚えたり、仕事の量が増えるのは嫌。そう考えています

リーさんのおっしゃることは、ごもっともです。ここは、システムの有用さをじっくり説いて、理解していただくまで粘るしかないですね
フジイ
コボリ
ずいぶん時間がかかりそうですね

もちろん、時間はかかります。けれども、文化の壁を超えるには、コツコツと地道に努力することが不可欠なのです
フジイ
コボリ
最短距離はない、と

たとえば『なんでこんなこともできないの?』というような上から目線では、絶対にうまくいきませんよ。焦らないことです。現地のペースに合わせましょう
フジイ
リー
さすが、フジイさん。私たちのこと、よくわかってる

コボリ
・・・・・・そうも言っていられない状況ではあるんですけどね

まあ、まあ。気を長く持ちましょうよ
フジイ