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親捜し

Where-used Chain

通常、部品表をつくるには、品目と製品構成の間に、2つの関連付けが必要になる。1つは、自分の子供つまり下位品目を捜すための関係付けであり、他方は、自分の親である上位品目を捜すための関係付けである。前者は子捜しと呼び、後者を親捜しという。

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親捜しとは、ある品目がどのような上位品目に使われているかを示すための品目と製品構成の関連付けのことである。図のような品目の構成では、購入部品bは、製品XとYとに使われる。つまり親捜しは品目bと製品構成X-b、Y-bとが関係付けられる。同じように素材イや加工品aやcに対しても、自分の親を捜すための関係付けがなされる。