製造計画と工程管理

設定能力

標準、最大の能力と負荷の関連で設定した能力をいい、通常"時間"で表わされる。工程の標準能力に対して、負荷が大きかったり小さかったりする場合、計画担当者は負荷の調整を行うことによって負荷の平準化を図り、標準能力の範囲で作業をこなそうとする。しかし、負荷の調整ができなかった場合には、能力の調整を行い、標準能力を超えた能力を用意しなければならない。能力の調整には、作業員の増減や残業などの方法がある。負荷の調整あるいは能力の調整を行った後に設定される能力を、設定能力という。